特徴
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早熟栽培、露地栽培、ハウス抑制栽培に適する夏秋収穫用の長ナスです。
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耐暑、耐湿性があり草勢が強いです。
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着花は2葉に1花を着生し、夏秋収穫の長ナス品種群の中では早生種に属し、豊産性です。
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果実の長さは25cm前後が標準で、光沢に優れ、黒紫色を呈します。
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果肉は軟らかく、種子の入りは果実の先端部に集中し比較的少ないです。
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草姿は首部がやや細り、胴部から花落ち部は均整のとれた曲線を呈し、ナスの代表的果姿と言えるほどに美しいです。
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栽培の要点
老化苗の定植は避け、定植圃場の温度環境に順応させて下さい。
定植期、4~5月上旬の温度環境は最低温度が10度を前後で推移し、老化苗の定植は
活着を悪くするので、若苗での定植を行ってください。
整枝、摘葉、誘引を行って下さい。
第2花房が開花を始める頃には誘引の体制を整え、枝折れの防止に努めるとともに、枝
の内側に光を当てるように管理することで、内向枝の充実ができます。整枝、摘葉は果
実への光を十分に当てることで、葉陰の色あせ、風擦れを防止します。
草勢の維持管理を管理を徹底して下さい。
ナスは草勢が弱くなると果実の首部が細くなるので、草勢の維持を適時、追肥、灌水管
理で徹底して下さい。
適作型